5つの狂気をお届け!「完全・犯罪/小林泰三」

このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆

今回は創元推理文庫出版、小林泰三さんの「完全・犯罪」です☆

【本日の内容】

ラベル
-ジャンル
-発行年月日
-ページ数
-読了時間
読むきっかけ
痺れたセリフ
-場面
-キャラ
-セリフ
内容(お触り程度のネタバレあり)
-あらすじ紹介
-感想
-今回の言葉メモ
-今回の食べ物
繋がる本
-因業探偵シリーズ/小林泰三
-連続殺人鬼カエル男/中山七里

「完全・犯罪」のラベル

ジャンル

小説、ミステリー、ホラー、短編集

発行年月日

初版:2012年7月27日

ページ数

~300ページ(文庫本)

読了時間

2時間で読了

「完全・犯罪」の読むきっかけ

小林泰三さんの小説が好きなので購入しました。

「完全・犯罪」の痺れたセリフ

場面

スタッフから「ドッキリ」を仕掛けられ続け、プラカードを見たところです。

キャラ

とある男

セリフ

「なぁんだ。ただのドッキリか」

「完全・犯罪」の内容(お触り程度のネタバレあり)

あらすじ紹介

5つの話からなる短編集です。

1つめ「完全・犯罪」のあらすじ紹介

「タイムトラベル理論は俺のものだ!」
時空惑雄博士は水海月只男博士に物理学賞を奪われたと憤ります。その想いは高まり、ついに、完全犯罪の計画を練り上げます。
タイムマシーンを活用したこの計画は成功するのか!?
成功は何をもって成功とするのか…

完全犯罪

1つめ「完全・犯罪」の感想

かしこ?が迷走する様が面白かったです!
完全・犯罪の「・」がポイントです!

タイムパトロール

2つめ「ロイス殺し」のあらすじ紹介

ロイスの死について何かしてる風のクロス。
クロスの長い長い昔話がどうロイスの死に繋がるのか。
クロスの話に出てくるマリーの正体とは?

告白

2つめ「ロイス殺し」の感想

復讐劇かな?と思い読み進めましたがどうやら違うようで…
お酒には注意ですね。

魔女のささやき

3つめ「双生児」のあらすじ紹介

あなたは自分が何者か知ってる?
鴨川真帆は双子として生まれた。真帆だったり、嘉穂だったり、二人で二つの名前を持っていることに違和感はなかった。
幼稚園ぐらいから真帆としか呼ばれなくなったけど、本当に私は真帆なの?嘉穂じゃないと言い切れるの?

どっちが私?両方?

3つめ「双生児」の感想

初っ端の件名がぶっ飛んでいます!
自分が双子だったらもっと入り込めたのかな?
一卵性双生児の方に読んでもらい、感想を聞きたいです。

双子あるある?

4つめ「隠れ鬼」のあらすじ紹介

桜庭貞二は自分を睨み続ける視線を感じた。
追ってくるホームレスの男から逃げる貞二。
なぜこんなにも執拗に自分を追いかけてくるのか。
たまたまなのか?それとも知り合い?
間一髪、男の手から逃れた貞二。
恋人にこの話をすると、子どもの頃に行った鬼ごっこが思い出され…

鬼ごっこ

4つめ「隠れ鬼」の感想

最後のオチに唸らされました!
理不尽と言っていいのかなんというか。

あなたが鬼

5つめ「ドッキリチューブ」のあらすじ紹介

明らかにおかしい店の様子にいら立ちを隠せない男。
破天荒な店員に振る舞いに度肝を抜かされ、パニックになったところで、「お騒がせしてまぁーす!ドッキリチューブですぅ!」
ドッキリでなんとか食つなぐもスタッフに払う給料はなし。
愛想を尽かしたスタッフの「ドッキリ」はだんだんエスカレートしていき…

ドッキリ

5つめ「ドッキリチューブ」の感想

自業自得と言いますか。
真っ当に生きないとですね。

誠実に

感想

ぶっ飛んだキャラがそれぞれの話に出てきます。
狂気じみた感じが少し怖くもありますが、一気に読み進めました。
5つめの「ドッキリチューブ」が因果応報って感じで好きです!

今回の言葉メモ

1つめ「完全・犯罪」より

誉めそやす(ほめそやす)

しきりに誉めること、または徹底的に誉めること。(weblio辞書より)

水海月博士ばっかり誉めそやされていることが原因で…

不躾(ぶしつけ)

礼を欠くこと。無作法なこと。 (weblio辞書より)

「不躾かと…」と恐縮しながら訪問してきた水海月博士に時空博士が驚愕する理由とは?

2つめ「ロイス殺し」より

億劫(おっくう)

めんどうで気が進まないさま。(コトバンクより)

クロスが話すのが億劫に感じるロイスとは?

辟易(へきえき)

ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること。(コトバンクより)

ロイスに辟易としながらも、クロスがロイスの賭けに付き合う理由は?

按配(あんばい)

体のぐあい・ようす。 (weblio辞書より)

ロイスの按配は?

3つめ「双生児」より

当て推量(あてずいりょう)

確かな根拠もなく事実を推しはかること。憶測。あてずっぽう。(コトバンクより)

嘉穂の当て推量は果たして当たっているのか?

4つめ「隠れ鬼」より

鬱蒼(うっそう)

 樹木がこんもり茂ること。また、そのさま。(コトバンクより)

鬱蒼と生えた枯れ葦から感じる視線の正体は?

渾然一体(こんぜんいったい)

すべてがとけ合って一つのものになるさま。(コトバンクより)

渾然一体となっただけ、本当に?

5つめ「ドッキリチューブ」より

醍醐味(だいごみ)

物事の本当のおもしろさ。深い味わい。(コトバンクより)

ドッキリの醍醐味とは?

今回の食べ物

なし

「完全・犯罪」と繋がる本

因業探偵シリーズ/小林泰三

繋がりポイント

同じ小林泰三さんの作品ということもあってミステリアスな作風です。
あと、短編集で読みやすいところも繋がります。

連続殺人鬼カエル男/中山七里

繋がりポイント

猟奇的というところが繋がります!
カエル男の方が猟奇度は高いです!

気になった方はぜひお手に取ってみてください☆

スポンサーリンク

あわせて読みたい

2件のフィードバック

  1. 2020年4月19日

    […] 5つの狂気をお届け!「完全・犯罪/小林泰三」 […]

  2. 2020年4月25日

    […] 5つの狂気をお届け!「完全・犯罪/小林泰三」 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)