数々の仮説…襲い掛かる暴力…この窮地を救う奇蹟はあるのか?「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた/井上真偽」

このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆

今回は講談社文庫出版、井上真偽さんの「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」です☆

【本日の内容】

ラベル
-ジャンル
-発行年月日
-ページ数
-読了時間
読むきっかけ
痺れたセリフ
-場面
-キャラ
-セリフ
内容(お触り程度のネタバレあり)
-あらすじ紹介
-感想
-今回の言葉メモ
-今回の食べ物
繋がる本
-その可能性はすでに考えた/井上真偽

-聖女の救済/東野圭吾

「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」のラベル

ジャンル

小説、ミステリー、探偵、奇跡の証明、師弟

発行年月日

初版:2018年7月13日

ページ数

~400ページ(文庫本)

読了時間

6時間で読了

「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」の読むきっかけ

前作、「その可能性はすでに考えた」が面白かったので続編のこの作品も購入しました。

「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」の痺れたセリフ

場面

すべての仮説を否定し終え、振り出しに戻る中、改めて決意表明をする場面です。

キャラ

八ツ星 聯

セリフ

「僕は認めない。僕は人間の理性の敗北を認めない。僕は人知に到達不可能な領域があることを認めないし、ましてや『奇蹟』の存在なんて―何があっても、認めない」

八ツ星の師匠、上苙 丞への対抗心が透けて見えます。

「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」の内容(お触り程度のネタバレあり)

あらすじ紹介

もうすぐ結婚式を挙げるというのにも関わらず、ちっとも幸せそうではない花嫁、和田瀬那。

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた-どこか浮かない花嫁

夾竹桃の小枝を使い、男衆を皆殺しにしたカズミ様の説話が残る田舎の古民家で行われる婚礼の儀式でまさかの惨劇が…

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた-婚礼の儀式え起こる惨劇

なんとお酒を回し飲みした両家の男女の内、男性のみが死ぬという不可解な出来事が起こります。
これは計画的な殺人なのか、カズミ様の仕業なのか、はたまたあの男が追い求めた『奇蹟』なのか―

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた-夾竹桃の説話

一体、誰が、どんな方法で殺害したのか、様々な仮説が飛び出す中、どの仮説も否定され真相は闇の中-

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた-真相は闇の中

とはならず、物語は中盤から急展開を迎え、なかば強引に犯人捜しが始まります!

感想

中盤まではチビッ子探偵、八ツ星の活躍が楽しめます!
後半からは青髪探偵、上苙が登場し、盛り上がっていきます!
犯人捜しやトリックだけでなく、敵味方が入り乱れ、入れ替わる展開に読み応えがあります!
独特な婚礼の儀式がポイントです!

今回の言葉メモ

富貴利達(ふうきりたつ)

多くの財産を得て、高い地位や官職に就くこと。(四字熟語辞典ONLINEより)

富貴利達の俵屋で起こる大惨事とは?

嫋やか(たおやか)

態度や性質がしとやかで上品なさま(コトバンクより)

嫋やかな少女にたどたどしい聯。さては初恋か。

撞着(どうちゃく)

つじつまが合わないこと。矛盾。(コトバンクより)

今回の食べ物

回し飲み

盃

気になった方はぜひお手に取ってみてください☆

「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」と繋がる本

その可能性はすでに考えた/井上真偽

今回の「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」の前作となる作品です。
青髪探偵、上苙ががっつりと活躍する作品です!

聖女の救済/東野圭吾

タイトルが「聖女の~」繋がりです。
聖女という言葉に込められた想いの違いにも注目です。

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