草薙刑事のリベンジ!?「沈黙のパレード/東野圭吾」
このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆
今回は文藝春秋出版、東野圭吾さんの「沈黙のパレード」です☆
ラベル
小説、ミステリー、5時間半で読了、~450ページ
読むきっかけ
待望の東野圭吾さんの新作です!
東野圭吾さんの作品はだいたい読んでいます!
ガリレオシリーズも毎回楽しんでます!
痺れたセリフ
「そして被害者の遺族たちには絵に描いたようなアリバイがある。これを単なる偶然と片付けられるほど、僕は能天気な人間ではない」
/ 湯川学
この時点で湯川先生は遺族におかしな点を嗅ぎ取っていたのでしょうか?
ふわっとあらすじ紹介
草薙刑事のリベンジ的な感じですね!
内容に少し触れると、黙秘がポイントとなります。

途中で湯川先生がなまり節を注文している場面が出てきます。
なまり節について調べてみると、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%88%A9%E7%AF%80
Wikipediaより
作中では煮付けにしたものを突き出しで出しています。
中盤で、湯川先生が草薙刑事に「ユダの窓」という小説を知っているかと問いかける場面があります。

湯川先生から小説の名前が出てくるのが少し新鮮でした!
バーで湯川先生がアードベッグのソーダ割りを頼むシーンがありました。初めて聞いた名前のお酒だったので調べてみると、

Amazonレビューによるとクセが強いみたいですね。湯川先生と一緒ですね!笑(※アードベッグには種類が他にもあるのでこれかどうかわかりませんが。笑)
また、草薙刑事がお礼にキルホーマンのウイスキーをお礼に湯川先生に渡します。

(※キルホーマンに種類があるのであくまで一例として)
湯川先生はウイスキー好きな設定でしたっけ?
印象に残った場面としては、
「炊き合わせが絶品なんだ」柔らかい顔つきでいった後、湯川は表情を引き締めた。
ところです。
美味しい料理は堅物の物理学者の顔すら柔らかくするんですね!笑
最後になりますが、沈黙のパレードとは上手いネーミングでしたー!

繋がる本
「自白は証拠の王様」というセリフが出てきますが、このセリフは志駕晃さんの「ちょっと一杯のはずだったのに」にも出てきます!
2冊連続で同じセリフが出てきたのでびっくりしました!
気になった方はぜひお手に取ってみてください☆