具体例をたくさん見て、自分の引き出しを増やそう!「なるほどデザイン/筒井美希」
このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆
今回はエムディエヌコーポレーション出版、筒井美希さんの「なるほどデザイン~目で見て楽しむデザインの本。~」です☆
【本日の内容】
ラベル
-ジャンル
-発行年月日
-ページ数
読むきっかけ
内容
-内容紹介
-こんな人におすすめ
「なるほどデザイン」のラベル
ジャンル
ビジネス書、デザイン、編集
発行年月日
初版:2015年8月1日
ページ数
~300ページ
「なるほどデザイン」の読むきっかけ
仕事で資料やグラフを作る際にもっとオシャレにしたいと思い手に取りました!
「なるほどデザイン」の内容
内容紹介
「なるほどデザイン」は3つの章から構成されています。
Chapter1は「 編集×デザイン 」。
いきなりデザインに取り掛かるのではなく、まずは「なんのためにデザインするのか」を理解しましょう!とのこと。
また「朝ごはんを紹介する雑誌のページ」という例題を用いて具体的な流れを見ていきます。
ページの方向性を表現と構造の点から考えていきます。
次にページの骨格を作っていきます。
色や書体を変えてしまうと、全体の構造が見えにくくなってしまうので、先に骨格をガチっと固めていくと良いそうです。
といった流れで展開されていきます。
ページが仕上がっていく流れがわかるので、素人の僕でも大変参考になります。
Chapter2は「デザイナーの7つ道具」。
著者の経験から体系化された7つのポイントを学んでいきます。
①ダイジ度天秤
②スポットライト
③擬人化力
④連想力
⑤翻訳機
⑥虫めがね
⑦愛
何が大事なのか、より伝えたいことは何かを考えてデザインに落とし込む
それぞれの書体からどんな人物像が浮かびますか?
Chapter3は「デザインの素」。
5つの素を具体的なデザイン例を交えて学んでいきます。
①文字と組み
②言葉と文章
③色
④写真
⑤グラフとチャート
色のパートでは色相/彩度/明度の基本から解説されています。色味がどのように変化していくかを見せてくれるのでわかりやすいです。
味覚や嗅覚に訴える色はイメージしやすかったです。
なんとなくでやっていたことが明文化されていて、改めて勉強になりました。
写真のパートでは写真の組み合わせを変えることで、伝わり方がどのように変化するのかが紹介されています。
グラフとチャートのパートでは伝えたいメッセージに合わせて、どのグラフを選択すればよいか、どのような見せ方ができるかなどが紹介されています。
仕事柄グラフをよく作成するので、大変参考になりました。
こんな人におすすめ
デザインを我流でしていてしっくりきていない人、デザインの参考となる例をたくさん見たい人におすすめです!
気になった方はぜひお手に取ってみてください☆