いやだ、引かない…真相を知りたい…誰が殺したのか…「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾」
このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆
今回は光文社出版、東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」です☆
【本日の内容】
ラベル
-ジャンル
-発行年月日
-ページ数
-読了時間
読むきっかけ
痺れたセリフ
-場面
-キャラ
-セリフ
内容(お触り程度のネタバレあり)
-相関図
-あらすじ紹介
-感想
-今回の言葉メモ
-今回の食べ物
繋がる本
-クスノキの番人/東野圭吾
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」のラベル
ジャンル
小説、ミステリー、マジック、同窓会、町おこし
発行年月日
初版:2020年11月30日
ページ数
~450ページ(ハードカバー)
読了時間
5.5時間で読了
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の読むきっかけ
東野圭吾さんの作品は過去にも読んでいるので、この「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」も手に取りました。
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の痺れたセリフ
場面
故人・神尾英一に扮する神尾武史による、15年前を思い出させる「授業」から一転、犯人が明らかとなるクライマックスへと突入しようとする場面です。
キャラ
神尾武史
セリフ
「真相が明かされる時が来た。俺は何としてでも突き止めて見せる。今日、この場で、兄貴を殺した犯人を。」
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の内容(お触り程度のネタバレあり)
相関図
あらすじ紹介
主人公・神尾真世はブライダルサロンで挙式の打ち合わせの後、婚約者・中條健太と子どもの話題で喧嘩となります。
そんな中、真世の親友・本間桃子から中学校の同窓会についてのメールが届き、真世はため息をつきます。
なぜかと言うと、父である神尾英一は中学教師であり、真世たちの学年でも教鞭をとっていたからです。
親子での参加に渋り、返事を延ばしていた真世の元に警察から連絡があり、告げられたのはなんと父の死…
警察から現場確認を依頼されている真世の元にミリタリージャケットを羽織った人物、真世の叔父である神尾武史が登場し、いきなり刑事・小暮と衝突します。
そんなパワフルな叔父と二人で父を殺した犯人の手がかりを探す真世。
久しぶりに帰った地元では、真世の同級生・釘宮が書いた漫画、『幻脳ラビリンス』を巡って、新型コロナウイルスの影響で瀕死の地元を必死に盛り上げようとする同級生の様々な思惑が交錯していることを知ります。
感想
同級生の繋がりや隠し事が徐々に明らかになる過程が楽しめました!
ドラえもん要素が飛び交ったり、名探偵コナンのある登場人物の名前が出てきたりして新鮮でした!
叔父のキャラが立っていたり、叔父や真世の伏線を残している?ので、シリーズ化して欲しいところですが、今回の小説はファミリー要素が強いので、次回作はまた神尾家にトラブルを起こさせるのでしょうか?
今回の言葉メモ
懐柔(かいじゅう)
うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。(コトバンクより)
小暮の真世に対する接し方が丁寧になりました。
その理由は?
溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
窮地におちいった者が、なんとか逃れようとして、とうてい頼りにならないものにまですがろうとするたとえ。(コトバンクより)
新型コロナで観光客が減り、寂しくなった町が藁をも摑む思いですがる、「幻ラビ・ハウス」とは?
目を白黒させる(めをしろくろさせる)
びっくりする。あわてる。(コトバンクより)
真世が目を白黒させる同級生の変化とは?
知己(ちき)
自分のことをよく理解してくれている人。親友。(コトバンクより)
十年の知己の如く、会話を弾ませろと言われた真世。
成功するのか?
今回の食べ物
地酒
気になった方はぜひお手に取ってみてください☆
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」と繋がる本
クスノキの番人/東野圭吾
主役・準主役の違いはありますが、娘キャラの想いの強さに繋がりを感じます。
希望の糸/東野圭吾
父と娘の距離感に繋がるものを感じます。