ただただ無感情、真実だけを追い求める…「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜/小林泰三」
このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆
今回は光文社出版、小林泰三さんの「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」です☆
【本日の内容】
ラベル
-ジャンル
-発行年月日
-ページ数
-読了時間
読むきっかけ
痺れたセリフ
-場面
-キャラ
-セリフ
内容(お触り程度のネタバレあり)
-今回の食べ物
「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」のラベル
ジャンル
小説、ミステリー、探偵、オムニバス形式
発行年月日
初版:2017年6月20日
ページ数
~350ページ(文庫本)
読了時間
3.5時間で読了
「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」の読むきっかけ
小林泰三さんの小説をいくつか読んで面白かったので手に取りました!
「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」の痺れたセリフ
場面
犯人を追い詰める方法を聞かれた答えです!
キャラ
新藤礼都
セリフ
「本人を追い詰めて自白させた方が面白いじゃない」
「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」の内容(お触り程度のネタバレあり)
1つめのあらすじ紹介
短編集の形を取っています!
1つめの「保育補助」では、左小路尼子の視点で描かれています。
認可外の保育施設で働くことになった左小路。園長の丸屋敷慶子は良い人そうだが、もう一人の職員の新藤とは合わなそう。子どもが泣いても全然あやさないし。園長とはウマが合い、園長の「プロの技」も教えてもらうが…。
1つめの感想
新藤冷たー!けどかしこー! 笑
2つめのあらすじ紹介
2つめの「剪定」では、田沢の視点で描かれています。
新藤の鋏にびっくりしてお弁当を落としたことをきっかけにちょっとした言い合いが始まります。そこに市の担当者の西田多紀朗と自治会長の九度山も加わり何やらおおごとに。その中でやたらと禁止事項が多い公園の過去が明らかとなり…。
2つめの感想
田沢の状況にはすぐに気付きましたが、そっちの方向に転がっていくとは!
当事者だったはずが…って感じです!
3つめのあらすじ紹介
3つめの「散歩代行」では、まさかの「犬」のチビの視点で描かれています。
会ってすぐに新藤のことが気に入ったチビ。散歩代行中に些細なトラブルに巻き込まれるも新藤の臭いに包まれると幸せな気分になる。しかし、そのとき遠くから視線を感じ…。
3つめの感想
まさかの展開!3つめが一番驚かされました!
これぞ小説ならではのトリックって感じです!
一番小林泰三さんぽかったかも!
4つめのあらすじ紹介
4つめの「家庭教師」では、鞍山茂子の視点で描かれています。
息子の友達である広重のお父さん、 本郷忠介が家に訪ねてきたので対応しているとどうやら広重が誘拐されたらしい。しかし、忠介の対応が何やら不可解で途方にくれているところに新藤と誘拐されたはずの広重が来た。混乱する茂子と忠介が話を聞いてみると、茂子の息子、豪が代わりに誘拐されて…。
4つめの感想
自分事として考えてるつもりでも、どうしても他人事になってしまうんだなと思いました。
5つめのあらすじ紹介
5つめの「パチプロ」では、「琢也」の視点で描かれています。
ストーカーに追われてパチンコ屋に逃げ入った「琢也」は新藤とぶつかってしまい、五千円を支払うことに。手持ちがないからと家に新藤を連れて帰ると、母の態度が急変し…。
5つめの感想
オチになんとなく気付きながら読み進めましたが、そう持ってくるとは!読み切れなかった…
6つめのあらすじ紹介
6つめの「後妻」では、「レッちゃん」の視点で描かれています。
遺産目当てに老人の後妻になるも、老人は健康そのもの。病死に導くために不健康な生活を夫にさせるも家政婦の「エミちゃん」が邪魔に入り上手く進みません。焦ってきた「レッちゃん」は苛立ちを募らせる中、自分の身に危険が迫っていることを知り…。
6つめの感想
裏の裏をかいてくるのかな?と思いながら読んだけど、そうではなかった!
今回の食べ物
カレーチャーハン
ちなみに、因業探偵 リターンズという続編もあるみたいなので、近いうちに読みたいと思います!
気になった方はぜひお手に取ってみてください☆
4件のフィードバック
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[…] 前作、「因業探偵〜新藤礼都の事件簿〜」が面白かったので続編の本作品を購入しました! […]
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