「カモのネギには毒がある/甲斐谷 忍、夏原 武」9巻54話あらすじ

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今回は集英社出版、甲斐谷 忍/夏原 武さんの「カモのネギには毒がある」9巻54話のあらすじ紹介です☆

あらすじ紹介

第54講義 認知バイアスの罠

前巻 から不知火大学野球部に潜入し、フィールドワーク中の加茂洋平教授。

部員の罰金制度廃止に困った不知火大学野球部の大野監督は本明貞臣理事長に相談に行きます。
すると、本明理事長から「部員の好きにさせろ」と言われます。
その代わり、3週間後に練習試合を組むと。

その相手は関西王者の網掛大学。
マグレが重なり大学選手権で不知火大学が勝てた相手ですが、選手に自由に練習させた結果、網掛大学に負ければ、再び監督(理事長)のやり方に従わせることができるだろう、というのが本明理事長の考え。
果たしてプロ即戦力と目される投手を擁する網掛大学に不知火大学は勝てるのか。
部員が尻込みする中、加茂部員(教授)が部員から感じたのは『認知バイアス』と『クラスター錯覚』。

『クラスター錯覚』

サンプル数の少ない場合のランダム分布において必然的に生じるストリーク(線や筋)やクラスター(群れや塊)を、ランダムなものではないと誤判断することである。サンプル数の少ないランダムデータもしくはセミ・ランダムデータにおけるバラつきの程度について、人はそれを過小視しがちな傾向を持っている。(Wikipediaより)

加茂教授はコイントスを例に解説していました。
「コイントスで5回連続同じ面を出せるか」

言葉だけ聞くとすごく低確率のように聞こえますが、実際に場合分けして考えてみると…

カモのネギには毒がある9巻54話

32通り中、①㉜の2つが5回連続同じ面が出ているので、2/32=1/16、16分の1の確率となります。

野球において、「○者連続凡退」と言われて驚く前に、計算してみるとものすごく低い確率のことがたまたま起こったことだよ、と加茂教授は考えるわけですね。

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