架空犯/東野圭吾 第22~24節のあらすじ
このブログでは読んだビジネス書や小説、マンガの感想を備忘録も兼ねてオススメしていきます☆
皆さんが読みたいと思えるきっかけになれば嬉しいです☆
今回は文藝春秋出版、東野圭吾さんの「架空犯」です☆
第19~21節のあらすじはこちらから↓
22節
登場人物
五代努:警視庁本部、巡査部長
山尾陽介:生活安全課の警部補、五代の相棒
筒井:警部補、五代の上司
桜川:係長、五代の上司
藤堂康幸:被害者、区議会議員→都議会議員
藤堂江利子:被害者、康幸の妻、元女優、芸名双葉江利子、旧姓深水
西田寛太:出し子
あらすじ
山尾宅の家宅捜索を命じられた五代。グラインダーが見つかり電子機器が粉々になって入れられたゴミ袋も見つかります。
山尾は連行されることを予想しており、証拠隠滅を図っていた?
押収品を手分けしてチェックしていると、粉々になった電子機器は藤堂家から盗まれたタブレットではなくスマホ2台分であることが判明します。
1台ではなく2台というところに引っかかりを覚える五代。
すると五代のスマホに筒井から連絡が入り、山尾が藤堂夫妻の殺害を自供したとのこと。
23節
登場人物
五代努:警視庁本部、巡査部長
山尾陽介:生活安全課の警部補、五代の相棒
筒井:警部補、五代の上司
桜川:係長、五代の上司
藤堂康幸:被害者、区議会議員→都議会議員
藤堂江利子:被害者、康幸の妻、元女優、芸名双葉江利子、旧姓深水
あらすじ
刑事部長におる記者会見によって現職の警察官が事件を起こしたことが発表されました。
桜川は筒井と五代に山尾の事情聴取の真実を明かします。
山尾は桜川の質問を「御想像にお任せします」で濁し、否定もしないという態度だたようです。
事件の詳細については何も語らずなされるがまま。
この山尾の態度に桜川ら警視庁の上層部も困惑します。
刑事部長の判断で逮捕することになるも物証もなく動機もわからずじまい。
桜川の命令で筒井と五代は山尾と藤堂夫妻の関係の洗い出しをすることになります。
山尾は誰かを庇っている?

24節
登場人物
五代努:警視庁本部、巡査部長
山尾陽介:生活安全課の警部補、五代の相棒
筒井:警部補、五代の上司
桜川:係長、五代の上司
藤堂康幸:被害者、区議会議員→都議会議員
藤堂江利子:被害者、康幸の妻、元女優、芸名双葉江利子、旧姓深水
あらすじ
山尾は検察の取り調べで藤堂康幸とは高級料亭で食事をしたと供述したため、裏取りに五代は向かいます。
裏取りから戻ってきた五代に筒井は「まるで幽霊を追いかけているみたいだ」と愚痴をこぼします。
山尾の供述内容は曖昧なものの矛盾とまでは言えず、辻褄はおおよそ合っており秘密の暴露もない。
筒井はさらに「俺たちは架空の犯人に振り回されているんじゃないか」とこぼします。